ケールの効果効能・栄養価 | 青汁ヲタクの青汁徹底ランキング!






ケールの効果効能・栄養価

青汁は使用される原材料や加工法によって、飲んだ時の風味や含まれている栄養素、期待できる効能・効果などが変わってきます。ここでは青汁の原材料の代表格である、ケールの歴史や含まれる栄養素などについて書いてみたいと思います。

名前
ケールの写真

和名:ケール
別名:羽衣甘藍(ハゴロモカンラン)、緑葉甘藍(リョクヨウカンラン)
英名:Kale, Borecole
学名:rassica oleracea var. acephala

分類

アブラナ科アブラナ属の野菜に属します。キャベツの原種「ヤセイカンラン」に近く、キャベツの変種と言われていますが結球はしません。

原産地

ヨーロッパの地中海沿岸が原産地です。温暖な気候の土地では一年中栽培可能で、収穫量も多い植物です。キャベツやブロッコリーや白菜、小松菜やチンゲン菜などと同じアブラナ科の野菜の中でも、特に古くから歴史のある野菜です。

花言葉

祝福、利益、愛を包む

解説

ケールは緑黄色野菜の中でも、栄養素の種類・量が豊富です。そして様々な品種がありますが、青汁にはツリーケールという木立ち性の大葉種が向いているようです。晩秋に種を蒔くと1年後には平均1m前後、大きいものでは3mも生長するそうです。

日本では江戸時代に導入されましたが、当時は食用ではなく観賞用として親しまれていました。そして1943年以降、青汁健康法の創始者である遠藤仁郎博士によって、青汁が世に送り出され、ケールは栄養豊富な青汁の原材料として広く認知されるようになりました。

ケールは、ビタミン・ミネラルをバランス良く豊富に含んでいるため、他の野菜と比較しても優れた素材といえます。中でもビタミンの含有量は、他の野菜の数十倍とも言われることから、「緑黄色野菜の王様」と称されることもあります。100g当たりの栄養素を比較すると、カルシウムは牛乳の2倍、総カロテンはトマトの5倍、ルテインはほうれん草の2倍、ビタミンEは青ピーマンの3倍、と様々な栄養素が豊富に含まれていることがわかります。

また、ケールの特徴として、「苦味」が強いことが挙げられます。この苦味は、スルフォラファンという成分が作り出します。スルフォラファンは光合成によって作り出されるため、太陽を浴びれば浴びるほど、その葉は大きく、濃く、そして苦くなっていきます。苦味が強いということは、スルフォラファンの成分が豊富に含まれている、すなわち栄養分が豊富ということになります。

味の特徴

青臭さとクセがあり、苦味が強いことから飲みにくさでは群を抜く素材と言えます。といっても各メーカーさんにて試行錯誤の末、今では飲みやすい青汁も増えてきています。

主な栄養素

ルテイン、フラノボール配糖体、メラトニン、カルシウム、β-カロテン、ビタミン類、ミネラル類、葉酸、酵素、食物繊維

主な効能効果

便秘解消、抗酸化作用、抗コレステロール、抗肥満、血圧降下、血糖値降下、血行促進、利尿・緩下作用、抗菌、消臭

効果が期待できる症状、おすすめしたい人

老化・加齢臭予防、生活習慣病予防(メタボリックシンドローム・高血圧・高脂血症・動脈硬化など)、糖尿病・合併症予防、疲労回復、免疫力向上、安眠効果、眼精疲労予防、骨粗鬆症予防、血行不良、冷え性、むくみ、便秘、ダイエット、肌トラブル改善

注意すべき副作用、おすすめできない人

軟便や下痢・便秘などになる場合もあるので、過剰摂取には注意してください。

ケールには血液凝固作用のあるビタミンKが含まれているため、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓でワーファリンという治療薬を服薬中の方にはおすすめできません。治療薬とビタミンKが効果を打ち消し合ってしまう可能性があるため、ケールを食事に取り入れたい場合は、かかりつけの病院に相談の上、摂取するように注意してください。

カロリー

ケールの生の葉100g当たり:28 kcal

成分表

ケールの生の葉100g当たりの成分表です。

参考資料:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
成分 含有量
廃 棄 率 3 %
エネルギー(kcal) 28 kcal
エネルギー(kJ) 117 kJ
(一般成分)水 分 90.2 g
(一般成分)たんぱく質 2.1 g
(一般成分)アミノ酸組成によるたんぱく質 (1.6) g
(一般成分)脂 質 0.4 g
(一般成分)トリアシルグリセロール当量 0.1 g
飽和脂肪酸 0.03 g
一価不飽和脂肪酸 0.01 g
多価不飽和脂肪酸 0.07 g
コレステロール (0) mg
(一般成分)炭水化物 5.6 g
(一般成分)利用可能炭水化物(単糖当量) (1.2) g
水溶性食物繊維 0.5 g
不溶性食物繊維 3.2 g
食物繊維総量 3.7 g
(一般成分)灰 分 1.5 g
(無機質)ナトリウム 9 mg
(無機質)カリウム 420 mg
(無機質)カルシウム 220 mg
(無機質)マグネシウム 44 mg
(無機質)リン 45 mg
(無機質)鉄 0.8 mg
(無機質)亜鉛 0.3 mg
(無機質)銅 0.05 mg
(無機質)マンガン 0.55 mg
(無機質)ヨウ素 1 µg
(無機質)セレン 4 µg
(無機質)クロム 1 µg
(無機質)モリブデン 38 µg
(ビタミンA)レチノール (0) µg
(ビタミンA)α-カロテン 0 µg
(ビタミンA)β-カロテン 2900 µg
(ビタミンA)β-クリプトキサンチン 13 µg
(ビタミンA)β-カロテン当量 2900 µg
(ビタミンA)レチノール活性当量 240 µg
(ビタミン)ビタミンD (0) µg
(ビタミンE)α-トコフェロール 2.4 mg
(ビタミンE)β-トコフェロール Tr
(ビタミンE)γ-トコフェロール 0.2 mg
(ビタミンE)δ-トコフェロール 0 mg
(ビタミン)ビタミンK 210 µg
(ビタミン)ビタミンB1 0.06 mg
(ビタミン)ビタミンB2 0.15 mg
(ビタミン)ナイアシン 0.9 mg
(ビタミン)ビタミンB6 0.16 mg
(ビタミン)ビタミンB12 (0) µg
(ビタミン)葉酸 120 µg
(ビタミン)パントテン酸 0.31 mg
(ビタミン)ビオチン 4.0 µg
(ビタミン)ビタミンC 81 mg
食塩相当量 0 g
アルコール – g
硝酸イオン 0.2 g
テオブロミン – g
カフェイン – g
タンニン – g
ポリフェノール – g
酢酸 – g
調理油 – g
有機酸 – g
重量変化率 – %
ケール青汁の生い立ち

今でこそ青汁の原材料も増え、飲みやすくておいしい青汁も増えていますが、青汁の中でも「ケール青汁」が元祖と言えるでしょう。その青汁ブームの先駆けとなった「遠藤青汁」について少し触れてみたいと思います。

1940年代、戦中または戦後の食糧難の時代であり、食べるものに困っていた遠藤仁郎博士は「安上がりにお腹が膨れるほど食べられる方法はないか」を考え続けていました。そして、ふと「緑の葉があった!野菜や野草を食べている動物はあんなに元気に生きているじゃないか!」と思い付いたそうです。当時の食糧難の現状として、大根1本を三等分にして3世帯に配給する、といった具合でした。しかし大根畑を見ると、切り捨てられた大根葉が大量にありました。

そこで家族と一緒に、大根やサツマイモなどのあらゆる野菜の葉を集め、細かく刻んでおかずやご飯に混ぜたりして食事に取り入れていたそうです。そうした生活を続けていると、今まで栄養失調でいつも体調が優れなかったのが、夏バテもしなくなり体調がすこぶる良くなってきたそうです。それから大学や病院と共に研究を重ね、栄養価の裏付けを取り、更に食べやすい方法を考え抜いて「青汁」が誕生しました。

食糧難の時代では、食べられることが第一でしたが、徐々に「ビタミン・ミネラルを補給できる栄養価の高い食品」であることがわかってきたため、病院食や学校給食にも取り入れられていたそうです。遠藤博士の提唱する青汁健康法は「ビタミン・ミネラル・カルシウムに富んだ生きのよい緑の葉を用いる」こと、「青汁の主な効力は栄養の完全化である」ということです。どんなに青汁を飲んでいても食事や生活が大きく乱れていては、青汁の効力は打ち消されてしまうので、青汁を飲むと共に食事・生活習慣も見直す必要があります。興味のある方は「遠藤青汁」で検索してみてください。遠藤博士の青汁健康法や遠藤青汁のルーツなどの詳細が見られると思います。